ロクリンシャ

三柱の人狼とそのなかま達による体当たり座談会系集団の活動報告(公式HP:rokurinsya.wixsite.com/rokurinsya & 公式Twitter:https://twitter.com/rokurinsya007)

ロクリンシャ、それは三柱の人狼とそのなかま達による体当たり座談会系集団の活動報告
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平成初頭3年間を味わい尽くせ!バブルなコンテンツ鑑賞会!

どうもイノです!

今回のテーマは「平成初頭」ということで、80年代フリークな僕の趣味に完全に寄せた企画です。

昭和62年生まれから平成2年生まれの3人が集うロクリンシャ、平成を全て知ってるような顔をして、実は分かってないんじゃないですか? 平成初頭のこと!

今回は平成元年(1989年)から平成3年(1991年)までの3年間を中心に、僕たちの知らない平成をとことん味わい、あと少しで終わる平成を送り出し、新しい時代を迎える心の準備を始めようという企画です。

ちなみにバブル期はウィキペディアによると、1986年末から1991年初頭を指すので、この平成初頭3年間はいわばバブル後半戦。なので、平成初頭回かつバブル回とも言える味わいになったのではないかと思います。

ライフスタイル、恋愛観、仕事観、この30年で何が変わって、何が変わらなかったのか。あらためて振り返ることで、思いがけない発見があるかもしれません。

さあ、ドラマ、音楽、バラエティ、ニュース、雑誌、CMなどなど、様々な映像や文献から、平成初頭に思いを馳せてみましょう。

 

課題図書は『1985-1991 東京バブルの正体』。  

以下の漫画もそれぞれ軽く目を通しました。 

OLゴルフ説教スイート・スポット vol.1

OLゴルフ説教スイート・スポット vol.1

 

「オヤジギャル」を流行語にした、中尊寺ゆつこの代表作。試し読みしか読めてないんですけど、めちゃくちゃ面白いですねこれ。

 

ミツボリ君チョイス。「 95年~の連載作品だけど、作者はバブルを謳歌してそのノリを引きずってるから、『バブル期におしゃれと思われてた価値観』みたいなものがわかるとおもふ。『東京ラブストーリー』的なイメージかな。」byミツボリ

 

これもバブル期の人気漫画ですね。色遣いの80年代感がたまりません。今年夏に刊行された『マーガレット』の表紙が、80年代味に溢れていて一部で話題になりました。『ハートカクテル』的、というか、鈴木英人的という感じでしょうか。

 

以上で予習をしたうえで、ロクリンシャバブル回のはじまりです。

 

【ロクリンシャメンバー紹介】

イノ:今回の企画担当者。昭和62年生まれ。プラザ合意と同期。80年代好きだが、どちらかと言えば80年代半ば頃に関心があり、今回取り扱う80年代末期以降についてはあまり明るくない。特撮番組とサザンオールスターズの変遷で時代感覚を掴むのが得意。好きな80年代アイドルは斉藤由貴中森明菜岡田有希子セイントフォー。ペットショップボーイズの発する音で泣ける。

ミツボリ:平成2年生。フライングキッズでとまどいの時を越えたイカ天至上主義。好きなジュリーは恋のバッドチューニングであり、好きな鷺沢はもちろん萠(文香よりシコい)。TUBE『夢のフロリダ』でキー・ウエストに憧れ、セブンマイルブリッジをオープンカーでかっとばすことを未だ人生の到達点にしているバブル脳(『週間スタミナ天国』調べ)。

サイトウ:平成2年生まれ。気付いた時には2000年だったので80年代とか90年代とか知ったこっちゃなかったが、椎名誠美味しんぼは大好き。好きなアイドルは菊地真

 

10月9日、バブルを存分に味わうための下準備を済ませた僕は、自宅のある津田沼に、ロクリンシャメンバーのミツボリとサイトウをお招きしたのでした。

 

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『スイートスポット』の主人公の地元でもある、由緒正しきバブリースポット習志野最大の繁華街、津田沼に舞い降りたミツボリとサイトウ。 

ミツボリ:昼飯どうする? ティラミス? ナタデココ? カウチポテト

サイトウ:日清の黒歴史買ってこう。

ミツボリ:お前が食いてえだけだろ。

イノ:イタ飯を食います。バブルと言えばイタ飯。※イタリア料理のことをイタ飯と呼ぶのがバブル期のブームでした。

サイトウ:何か心当りあるの?

イノ:サイゼリヤ。 

サイトウ:ああ・・・

イノ:君らサイゼのこと馬鹿にしてるのかもしんないけどさ。

ミツボリ: してないしてない。俺ほどサイゼ愛してる男はいないぜ。100円ワインで相当気持ちよくなれるし。

サイトウ:高校の頃みんなミラノ風ドリア食ってたし。

イノ:平成になって、これほど大きくなった外食チェーンがありますか? 

サイトウ:丸亀製麺。 

イノ:(無視して)サイゼは、平成に入る前は、店舗数が10とか20とかそのくらいだったんだけど、現在は1300店舗以上あるわけですよ。サイゼの歴史は平成の歴史だよ。

サイトウ:へえ。

ミツボリ:この間ガストでミートドリア頼んだら、店員のお姉さんが間違って「ミラノ風ドリアがおひとつ」って言っちゃって、「ここはサイゼリヤかな?」って返したら照れてて可愛かったんだ。

サイトウ:何その小粋なやりとり。

イノ:トレンディーな感じあるね。

 

【イタ飯を味わおう】 

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イノ:(テーブルに運ばれてきたイタ飯を見て)うわー、サイゼでこんな贅を尽くすのはじめてだなあ。

サイトウ:居酒屋感覚で頼んだよな。

ミツボリ:でもサイゼはそもそもさ、1000円で前菜からデザートまで食べれるってのがコンセプトなんですよ。だからこうやって贅を尽くすのが本来のサイゼでの食い方なんですよ。

サイトウ:イタ飯界の赤羽みたいな。

イノ:ミラノ風ドリア299円だけで満足してるんじゃねえと。これが正しい頼み方だと。

ミツボリ:そうそう。今の話で思い出したけど、家族でサイゼ来るとさ、うちの親父が本当に心から「好きなもの食え」って言うんだよな。

サイトウ:悲しいエピソードだなあw

イノ:でも、とは言えさ、 テーブルいっぱいに料理を並べてアラサーの男3人がサイゼでわいわいやってるってのは、やっぱり絵的にきついな。

ミツボリ:きついでしょw ただでさえ普段から年齢的に若干アウェイ感あるのに。 

サイトウ:もうちょっと他に無かったのかよって思うよな、はたから見て。

イノ:サイゼで飯食ってる中高生も、未来に希望持てなくなるよ、大人たちのこんな姿見たら。

サイトウ:あ、ポテトにエスカルゴの汁を染み込ませて食うとうめえ。 

イノ:ああっ! これ めっちゃ旨い! 組み合わせ次第でいくらでもいけるなあ!

サイトウ:イタリア料理ってそういうとこあるよね。

ミツボリ:ていうか、エスカルゴってフランス料理じゃねえのか。

 

【そろそろ平成初頭の話でも】

ミツボリ:今日はどんな感じで進行するの?

イノ:もうひたすら俺んちで平成初頭の雑誌を読んだり映像を見たり音楽を聴いたりします。雑誌は神保町で買い集めたものを5冊、映像はyoutubeからリストアップしてますのでそれを見ましょう。最期に、DVDを借りてある『東京ラブストーリー』を見てフィニッシュです。

サイトウ:気合入ってんな。

ミツボリ:KANとか聴きたい。

イノ:KANいいねえ。

サイトウ:お前らの言うKANが聴きたいってのは『愛は勝つ』が聴きたいってことだろ。

ミツボリ:だって他にないでしょw

イノ:まあ、なにかはあると思うけどw

サイトウ:『東京ラブストーリー』ってのは江川達也だっけ?

イノ:それは『東京大学物語』じゃないの?

サイトウ:ああ、そうかw  でもさ、当時トレンディードラマってのが流行ってたって言うけどさ、最近の若い子ってドラマ見てんのかね。

ミツボリ:ちょうどいま番組の改変期だからさ、電車の中の広告でドラマの宣伝とかやってたから見ながら来たけど、中高生に刺さりそうなのが全然ないと思ったんだよな。『ウォーターボーイズ』とか『電車男』『ごくせん』とかで本気で喜んでた世代としてはさ、今そういうのあるの?って思う。

サイトウ:『半沢直樹』とか『逃げ恥』とか流行ったけど、ああいうのではなく?

ミツボリ:あれはもう少し上の世代が見るものじゃん。

イノ:うーん、そう? 昔の日テレの土9みたいなのが欲しいってこと? 『金田一』とか『銀狼怪奇ファイル』『聖龍伝説』みたいな。

サイトウ:やっぱりイノだけ世代違わない?

ミツボリ:『池袋ウェストゲートパーク』とか『木更津キャッツアイ』もそうだけど、ああいう若い人が自分に引きつけて見れるドラマが今ないよねっていう。

イノ:たぶん、若い人向けはドラマじゃなくて映画に行っちゃってるんだよ。『アオハライド』『青空エール』とか、ドラマじゃなくて映画になってるじゃん。

ミツボリ:あー、確かにそうかも。テレビを若い人が見ないから、そっちに寄せても仕方ねえのか。

イノ:映画は相変わらずデートの定番だからね。実際に恋愛漫画の実写化ってヒットしてるわけでさ。

サイトウ:なるほどねえ。

イノ:ではそろそろ、俺の家に向かいましょうか。

 

【平成初頭の雑誌を読もう】

そんなわけで、イノ宅に集合した3人。

まずは神保町で買い漁ってきた雑誌を読む時間です。 

 

・POPEYE 1989年3月15日号 特集:極楽カウチポテト読本

ザテレビジョン 1990年11月10日~16日号 特集:天皇陛下即位の礼

・オリーブ 1991年1月3日号 特集:新しい個性で、91年のわたし。

アニメージュ 1991年4月号 特集:機動戦士ガンダムF91ほか

・GORO 1990年新春号

読書中のBGMは美味しんぼのサントラです。

美味しんぼ オリジナル・サウンドトラック アンティパスト

美味しんぼ オリジナル・サウンドトラック アンティパスト

 

サイトウ:(オリーブを読みながら)あ、観月ありさ

イノ:若いよね。ていうかまだ子どもだよね。

ミツボリ: この頃の方が可愛いな。

サイトウ:お、槇原敬之のデビューシングルの広告。

イノ:『どんなときも。』がこの年の6月発売なので、このオリーブ刊行の時点ではまだ無名のアーティストですね。

サイトウ:おー、貴重だな。あ、見て見て、キレイキレイの人じゃん! 

 

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イノ:ほんとだ!

ミツボリ:この頃はちょっとはっちゃけてたんだね。

サイトウ:「彼をサイドシートに乗せて、早春の海へドライブ。」だって。そう考えると感慨深いよね。この頃は彼とのドライブを夢見ていたけど、今では家庭的なママになってるという。

ミツボリ:なんかいい話だねえw

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サイトウ:コードレス電話。子機が2台ついている、だって。

ミツボリ:平野ノラが肩掛けの携帯電話持ってるけど、あれとはまた違うんだよね?

イノ:携帯電話はまだ高嶺の花でしょ。

サイトウ:あくまで家の電話だよね。でもコードレスの子機があるから、自分の部屋からも電話できるんで、彼氏彼女とのお話もできますよと。

ミツボリ:なるほど。でも結局、電話は親機にも子機にもかかってくるわけでしょ?

イノ:広告に書いてあるよ。「あらかじめ時間を決めておいたら、彼からの電話もワンコールで自分の部屋で取れる」って。

ミツボリ:あーそういうことか。かなりシビアだね。

 

ミツボリ:(GOROを読みながら)あー、なんかこの頃のヌードの方がいいな! 生々しくてエロくない? 

イノ:分かる。フォトショが無い時代の質感が良い。じっくり見ると毛穴が見えそうな感じ。

ミツボリ:お前相変わらず気持ち悪いな。

イノ:あとね、これが時代性があって好き。「自由ハンガリー万歳ヌード!東ヨーロッパ民主化急先鋒のハンガリーでヌードヒロイン!」

サイトウ:あははwww

イノ:体制が変わって政情不安定な国にわざわざ行って、やることが野外ヌード撮って帰ってくるっていう。これ以上ない平和ボケ感と金の無駄遣い感が好きだなあ。

ミツボリ:これすっげえな。貴重だな。いやらしいおっぱいしてんな。

 

ミツボリ:(ザテレビジョンを読みながら)1990年10月28日放送の『ちびまる子ちゃん』、視聴率39.9%だって

イノ:すごすぎない!? ほんとだ、2週にわたり週間視聴率ナンバーワンだ。

サイトウ:そんなにブームだったんだな。

イノ:今にして思えば、なんでそんなに流行ったのか不思議だよね。まる子好きだけどさ。

サイトウ:さくらももこのエッセイも流行ってたし、曲も大ヒットしたし、いろんな要因が絡んで一大ブームって感じだったのかな。

 

サイトウ:アニメージュ、すげえマニアックな連載やってる。

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イノ:なにこれ。

サイトウ:なんかね、ザイールの先住民族の象狩りとか祭りについての記事w

ミツボリ:すごいね! 当時のオタクのカバー範囲すごいな。

イノ:いやー、さすがに当時のオタクも困惑してたと思うけどw

※調べてみると、挿絵の二木真希子氏はスタジオジブリで「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」まで原画で参加していたアニメーターだそうなので、当時誌上でナウシカ漫画版を連載していた宮崎駿主導の企画だと思うと納得、かもしれませんね。

サイトウ:同人誌の通販ページ、作家の住所と本名がばっちり載ってるんだけど。

ミツボリ:うわ、これやばいねーw

イノ:この雑誌に限らずだろうけど、文通相手募集みたいなページにも住所氏名年齢がばっちり載ってるんだよねー。今の基準から見ると信じられない話だよね。

サイトウ:載ってる住所片っ端からグーグルアースで見てみる?

ミツボリ:お前ほんと容赦ねえな。

イノ:はい、というわけでね、youtubeのプレイリストの作成が終了しましたので、見てみましょうか。 
 

【平成初頭の映像を見てみよう】

国内の反応 昭和天皇崩御 

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イノ:まずは、平成最初の日から見ていただきます。

サイトウ:ええー、高校ラグビーの決勝戦が両校優勝になっちゃったのか。

イノ:悔しいだろうなあ。

ミツボリ:この映像に出てくるじいさんばあさんが、もうほとんど死んでると思うと不思議な感じだよな。

イノ:この時代のお年寄りは大正どころか明治生まれも少なくないわけなんだよね。

ミツボリ:戦地に行った人も当たり前のように大勢いるんだろうなあ。

 

 JR東海 X'MAS EXPRESS

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イノ:この時代の一番有名なCMといったらこのシリーズですね。

ミツボリ:おお、好き好き!

イノ:87年に国鉄民営化がありまして、JRになった翌年にこの第一弾が作られたわけです。

サイトウ:民営化されてこういうCMが作れるようになったと。

イノ:88年の深津絵里版が有名だけど、89年の牧瀬里穂版が好きなんですよね。

サイトウ:かわいいなあ。

イノ:帽子をぽんぽんって整えるしぐさが良いね。

ミツボリ:肩めっちゃパット入ってんな。

イノ:3年目の90年版はテイストを変えてドラマ仕立てになってます。

サイトウ:ああ、これ好きだな俺。

ミツボリ:電車も駅も全然映ってないけど、JR関係ある?

イノ:シリーズのコンセプトは、遠距離恋愛してる恋人がクリスマスに新幹線で帰ってくるワクワク感ってところにあるので、直接映ってなくてもテーマが伝わればいいのかなと。

サイトウ:クリスマスに帰ってこれる職場ってあんの? まだもうちょっと仕事続くでしょ。

ミツボリ:おいやめろ。

イノ:クリスマスが終わったらいったん新幹線で戻って、大晦日くらいにもう1回新幹線で帰ってくるんじゃない?w

サイトウ:遠距離って大変だな。

 

とんねるずによるJR東海のパロディ

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ミツボリ:貴明変わってねえな。

サイトウ:まあ面白いんだけど、これを俺らに見せてイノはどうするつもりなんだよw

イノ:いやまあ、パロディされるくらい流行ったんですよというね。ちなみにこのCMの人気も手伝って、JR東海は89年春の人気就職企業ランキングで1位に躍り出ました。

サイトウ:CMって大事だな。 

 

美空ひばり最後の映像

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イノ:ここからは89年ヒット曲メドレーです。美空ひばり川の流れのように』は平成がはじまって3日後に発売したシングルで、美空ひばりはこの年の6月に亡くなっています。大御所なイメージが強いけど、当時まだ52歳なんだよね。

ミツボリ:そう思うと吉永小百合はバケモノだよな。

 

工藤静香『嵐の素顔』

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ミツボリ:これでしょ?(手を顔の前でクイックィッとやるポーズ)

イノ:よく知ってるねー。

サイトウ:なにそれ?

ミツボリ:そういう、有名な振り付けがあんの。サビの後の間奏あたりで。

イノ:とんねるずのタカさんが真似してたイメージがあるな。

ミツボリ:ああ、やってたかもw 『みなさんのおかげです』とか、『うたばん』で見たかもw

サイトウ:へー、そうなんだ。でもあれだね、この感じは完全にバブルだよね。

ミツボリ:いかにもだよね。平野ノラもこんな感じだもんな。

サイトウ:この服がボディコン?

ミツボリ:うん、ボディコン。ボディコンシャス。

 

森高千里ザ・ストレス

youtu.beサイトウ:スタイルいいねー!

ミツボリ:エロいよなぁ。

イノ:森高千里がやってるからかもしれないけどさ、こういうワンレンのヘアスタイルって普通に好きだな

ミツボリ:俺も好き。たぶん手入れ大変だけど、べっぴんに見えるよ。

イノ:ワンレンまた流行ってほしいわ。

サイトウ:これ曲自体かっこいいね。

ミツボリ:うん、分かる。アイドルソングとしては意味不明だけどな。見た目は正統派美人系なんだけど、やってることが結構エキセントリックなんだよね森高って。『ハエ男』って曲のPVとかもわけわかんなくて面白い。

イノ:自分で歌詞も書いてるし、やっぱり当時のアイドルとしては一線を画してるよね。

ミツボリ:アルバム『非実力派宣言』のジャケットとか、これ以外もおおむねそうだけど、方向性が意味わかんないもん。

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イノ:ちょっとサブカル寄りな感じなのかな。

ミツボリ:そうだね。何を着てもコスプレしてるような感じがあって。(画像検索しながら)いやーでも、かわいいな・・・かわいい、いや、かわいいな・・・

 

ねるとん紅鯨団 

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イノ:お見合いパーティーが「ねるとん」と呼ばれていた時代があったくらいに流行していたのが、この『ねるとん紅鯨団』です。

サイトウ:こういうの今もやってるよね。ナインティナインの番組で、地方でお見合いパーティーするやつ。

ミツボリ:それが今だと一番近いかも。

イノ:このねるとんによって、「彼女いない歴何年」とかいう、平成の人々を苦しめてきたワードが一般化したそうです。

ミツボリ:番組のスタイルがさ、ナレーションとか入らず実況一本勝負なのが潔いな

イノ:それ思った。男女の会話も音声撮ったり全然しないんだよな。現場にいるタカさんあるいはノリさんの実況にすべて委ねてる。すごいストイックな構成だよね。

 

三共リゲイン CM

youtu.be

サイトウ:課題図書に書いてあったよな。本来の「働きすぎのサラリーマンを皮肉る」って意図が伝わらなかったって。逆にこの曲は大手企業の運動会とかセレモニーとかで、社員を鼓舞するために使われてしまったんだよな。

イノ:働き方改革の今の時代にこれやったら苦情殺到だよ。30年経てば意識も変わるね。

サイトウ:91年版になると、ずいぶん雰囲気変わってない? 曲も穏やかになってさ。

イノ:バブル崩壊の年ですからね。車が壊れてるってのがまたね。

サイトウ:何かを象徴してるんじゃないかというw

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この後も、ひたすらコンテンツを浴びるように見る時間が続くのでした。

以下、鑑賞した動画をご紹介。

夢で逢えたら

Wink「淋しい熱帯魚」

KINCHO タンスにゴン CM

Coca-Cola "I feel Coke."

いかすバンド天国

 たちくらみ「チカンに会いたい」

 梅毒ジェラシー「週刊秩父伝説」

 たま「らんちう」

 Marchosias Vamp「バラが好き」

FLIPPER'S GUITAR「恋とマシンガン」

Alpen Ski&Golf CM

JR東日本 ski ski CM

大河ドラマ『太平記』予告

平成2年の懐かし車CM

『パソコンサンデー』最終回 

富士通のパソコンCM 

NTTの携帯電話CM

登美丘高校ダンス部 バブリーダンス

ゴジラVSビオランテ 予告編

スチャダラパーゲームボーイズ」

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山田邦子で聴く平成3年ヒットメドレー

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イノ:バブル映像マラソン、最後は山田邦子がセンターで歌う、平成3年ヒットメドレーで締めくくりです。

ミツボリ:山田邦子高嶋政伸笑福亭笑瓶でB'z歌うってマジか、すげえメンバーだな。

サイトウ:すげえ空虚な映像だな

イノ:アイドルの中に若き日の永作博美が混じってるよ。

ミツボリ:あ、ほんとだ! アイドルグループ出身だって聞いてはいたけど。

イノ:ほら、聴きたいって言ってた「愛は勝つ」だよ。

ミツボリ:普通にKANで聴かせてくれよ・・・

サイトウ:この番組は誰が見てたの?

イノ:アイドルファンじゃないの?

ミツボリ:いやー、山田邦子ファンでしょ。

イノ:いないだろw

ミツボリ:高嶋がさ、「FOOOO!」とか言ってファンキー気取ってるのに、全然声出てないんだよな。

イノ:ちなみに、 今年行われた高嶋政伸の結婚パーティーに、山田邦子笑福亭笑瓶が出席してるからね。時を超えたスリーショットだよ。


サイトウ:だからこんなもん見せてどうしたいんだよお前はw

 

大江千里の真似をしてみよう】

ミツボリ:バブル時代のカッコいいってのを象徴してるのが大江千里だと思うんですよ。

サイトウ:誰?

イノ:歌手なんだけど、俺らの世代が知ってるのは、ポンキッキーズの『夏の決心』じゃないかな。「夏休みは~やっぱり~短い~」ってやつ。

サイトウ:ああ、はいはい。

イノ:トレンディードラマで俳優もやってたりね。

サイトウ:今でいう星野源みたいなポジション?

イノ:ああ、そうかも。

ミツボリ:『恰好悪いふられ方』のジャケットがバブルのすべてだと思うんすよね。ほら、あった、これこれw

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イノ:はあーw

ミツボリ:スタイリッシュ感。

サイトウ:ミツボリ、お前ちょっとこれやってみ。イノの眼鏡借りて。

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イノ:あ、それっぽくなる!

サイトウ:あ、ほんとだ。

ミツボリ:それっぽくなる!www

イノ:髪型がちょっと近いから余計ね。

ミツボリ:大江千里ごっこ楽しいwww お前らもやってみてよ。

イノ:じゃあ次俺で。

サイトウ:本気でやれよ本気で。

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ミツボリ:あー、俺の方がリスペクトあるから近かったかもな。

イノ:これはミツボリに軍配ですわ。

サイトウ:大江千里への理解度の差かな。

ミツボリ:そうそう、リスペクト大事だから。次サイトウやってよ。

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サイトウ:どう?

ミツボリ:うーん、自信ありげな感じはいいと思う。

イノ:でもやっぱミツボリが一番、「分かってる」んだよな。

 

【トレンディードラマを見てみよう】

イノ:東京ラブストーリーはさ、一応先に目を通したんだけど、やっぱり大ヒットしただけあって普通によく出来てるんだよね。今でも普通に楽しめてしまうので、もう1本、あの時代ならではの尖った作品を先に見ておきたい。鳥人戦隊ジェットマンっていうんですけど。

サイトウ:完全にお前の趣味じゃねえか。※イノは特撮オタです。

イノ:いや、ジェットマンはね、平成3年に作られた「戦うトレンディードラマ」と言われている、戦隊の中でもかなりの異色作なんですよ。

ミツボリ:「戦うトレンディードラマ」ってすごいね。

イノ:敵味方入り混じって恋愛感情が渦を巻いていて、それをベースに物語が進んでいくんだよね。本作は後の平成ライダーシリーズや「GARO」を作ったスタッフによる若き日の作品でもあって、まさに新しい時代のターニングポイントとも言えます。

サイトウ:へえ。

イノ:今回はそのジェットマンの中でも特に異色の第22話を見ていただきます。この回は当初、最後まで変身しないで男女のいさかいだけで30分使うシナリオだったのが、さすがにスポンサーに怒られて申し訳程度に戦闘シーンを入れたという逸話があるくらい、ドラマパートに力が入った回です。

ミツボリ:そんなのスポンサーが100%正しいよw

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ミツボリ:あはははwww こんなサブタイある?wwww

サイトウ:ホワイトのえくぼすっげえな。

ミツボリ:ね。えげつないえくぼ。

イノ:見てるうちに慣れます。俺はホワイト派です。

ミツボリ:俺はブルーの子の方が好きだな。この子は恋愛に絡まないの?

イノ:ブルーは完全に傍観者で、恋より食べる方が好きって子。戦隊内がギスギスしてる中の清涼剤。

サイトウ:じゃあ完全にホワイトの取り合いなんだ。

イノ:正確には敵幹部が絡んでくるけど、まあそんな感じ。

サイトウ:レッド、死んだ恋人が忘れられないなんてあれだな、めぞん一刻だな。

ミツボリ:でも騙し討ちみたいに、自分に惚れてるホワイトを墓参りに連れてくるとかさ、デリカシーのない男だぜこいつ。

イノ:ホワイトがレッドをイギー・ポップのコンサートに誘うってのもすごいよね。実在のアーティスト名出すんだっていう。

ミツボリ:戦隊でイギー・ポップのコンサートに行く回とか、そんなのある!?

(鑑賞終了)

サイトウ:ほんとに最後流れぶった切って、申し訳程度の戦闘シーンが挿入された感じだったな。

ミツボリ:いやー、面白かった! ジェットマンちゃんと見たいわ。

イノ:でしょ? 最初から見るともっと面白いので、ぜひ見て見て!

 

(このあと「東京ラブストーリー」を1話からカンチがセックスするところ(4話の冒頭)まで見たのですが、収録音声データを紛失したため、ばっさりカットです。)

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ずっちーなあー。

 

【「平成」を書いてみよう】

ミツボリ:色々見れて楽しかったんだけどさ、これをイノはどう着地させるわけ?

イノ:ちゃんと考えてます。大丈夫です。(おもむろに筆ペンとコピー用紙を配り出す)えー、そんなわけでね、もう夜の10時ですよ。今日まるまる1日、平成初頭と向き合ってきて、僕たちの平成が補完されたんじゃないかと思います。その中で、感じたこと、たくさんあったと思います。かつて、小渕元総理は、先の見えない中で未来に希望をこめて、「平成」と発表しました。僕たちは、この30年に万感の思いを込めて、一筆「平成」としたたためて、この企画を、そして平成を締めたいと思います。

サイトウ:それで奇麗に締まると思うなよ。

ミツボリ:よし、分かった。待ってろ、俺が着地させてやるからな・・・

(しばしの書道タイム)

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 イノの平成。

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サイトウの平成。

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ミツボリの平成。

ミツボリ:今日1日、平成初頭というものを謳歌してまいりまして、いい時代ですねえ、バブル。すごい、こう、希望に満ち溢れているというかですね。やっぱり、価値観がバンバン生まれてくる感じがね、後先考えなくていいから楽しいことをしていこうじゃないかという気持ちをもって、これからの新しい時代を生きていかないといけないなと、思うわけですよ。

イノ:はい。

ミツボリ:そのための、新しい元号を考えました。

サイトウ:おお。

ミツボリ:明治、大正、昭和、平成と、そのたびに日本人の価値観が書き換えられているわけですけども、それは良くないと僕は思うんです。前の時代の良かったところを引き継がないといけないわけですよ。

イノ:温故知新ってやつね。

サイトウ:それは理にかなってる。

ミツボリ:平成を引き継ぐ、平成のいいものを取り入れる次の時代の元号ということでですね、

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ミツボリ:「平湖龍(ぺこりゅう)」。
サイトウ:あはははwww

イノ:「平」は平成の平で分かったけど、「湖龍」は何を意味してんの?
ミツボリ:えーっと、やっぱ新商品で頑張ってる湖池屋と、あと「ネーバーエンディングストーリー♪」の龍でしょ? あと平成には「幻想水滸伝」があったから。(※「湖」ではなく「滸」です)

イノ:ちゃんと中国の故事から取ってるのは伝統に沿ってて良いね。

サイトウ:いい時代になるといいね、平湖龍。

 

【そろそろまとめましょう】

サイトウ:バブル期ってのはさ、やっぱ女性が元気な時代だね。

ミツボリ:それはあるな。

サイトウ:今みたいにネットも無いから、名前を挙げられて叩かれることも無かった。だからこそ奔放に女性たちが生きられたというか。

ミツボリ:いい空気吸ってるなあって感じがある。

イノ:オヤジギャル的なものもそうだけど、社会に対する女性のコミットってのが急速に進んだ時代だったわけだよね。それこそ85年に男女雇用機会均等法ができてさ。

ミツボリ:それもきっかけとして大きいわな。

イノ:逆に言えば、オヤジギャルってのは急に男社会に入り込まざるを得なくなった女性たちの生存戦略だったとも言えるし、強がらなきゃいけない時代だったのかもしれないと思うんですよ。

ミツボリ:「もうお茶汲みじゃないんですよ」と。

サイトウ:なるほどね。

イノ:男社会側の要求に応えるような形で、女性が元気になっていったとも言えるのかなと。バブル期に比べたら現代はそれほど肩肘張らずに、自然体で居られるようになったのかもしれない。

サイトウ:あんな肩パットもうしてないもんな。

ミツボリ:肩肘張るってそんな直接的な話じゃないでしょw 

サイトウ:次の世代の人々に、平成って時代をどう説明したらいいんだろうね?

イノ:あー、昭和は説明しやすかったかもしれないけど、平成って難しいかもね。

サイトウ:まあ、年表に載るような出来事はそれ見りゃ分かるんだけどさ。自分の目を通して見てきたことを次の世代に伝えられれば、平成を生きた者としての義務をある種果たしたと言えるんじゃないの?

イノ:時代の空気はそこに生きてた人じゃないと伝えられないからね。

サイトウ:ツイッターってのがあって、炎上してる馬鹿がいてさーとか。

イノ:前略プロフィールってのがあってねとか。HTMLでみんなホームページ作っててさ、とか。いやほんと、ネットってサービス終わると残らないからね。語り継いでいかないと。

サイトウ:マウス動かすと、なんかキラキラしたもんがついてきたんだよって。深夜アニメのラッピング電車が走ってたぜ、とか。

イノ:深夜アニメの隆盛と言うと、それこそ平成初期には考えられなかったよね。

ミツボリ:ジブリアニメですら、子どもが見るもの扱いだったろうな。

サイトウ:ワンレンボディコンがナウシカとか見てたのかね。見てないだろうな。それが今やみんな『君の名は。』とか行ってるんだぜ。

イノ:ほんとにね。

サイトウ:こんなに美少女の絵を見る時代ってないよ、たぶん。

イノ:紅白でラブライブですよ。

サイトウ:真ん中のやつなんてAV出てたからな。

イノ:それはあんまり関係ないでしょw

サイトウ:とんでもない時代ですよ。

ミツボリ:なんだろうね、まず、平和な時代だったってことは強調されるだろうけどさ。あとは情報化社会の入り口として語られるのかな。

イノ:そうだね。現代も色々と問題山積な中で、戦争が無くてよかったねーみたいな楽観的な物言いはしたくないけど、それでも当初、「平和が成る」と書いて「平成」と名付けた人の気持ちが成就した時代ではあったんじゃない?

ミツボリ:おお、いいまとめじゃん。

イノ:「昭和」だって、平和を願って名付けられた元号だったから、その雪辱を晴らしたと言えるのではないでしょうか。

サイトウ:では、最後にイノさん、あなたにとって平成とはなにか、一言でお願いします。

イノ:私にとって平成とは・・・苦楽を共にし、一緒に歩んできた・・・「友」です。

ミツボリ:(感極まって)we are the world~♪

サイトウ:we are the children~♪

イノ:それ昭和の曲だろ。

 

 (文責:イノ)